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続・幸せの果実 6
2015 / 10 / 02 ( Fri )
「やっほー、つくし~! 誠君は大きくなったぁ? ・・・って、つくしっ?!」
「滋さん、桜子・・・いらっしゃ~・・・い」
「いらっしゃ~・・・いって・・・今にも死にそうな声じゃん!」
「あは、は、そんなこと全然ないよ・・・?」

そう笑って見せたつくしの顔には明らかに覇気がない。
お宮参りも無事に終わり一段落した頃、つくしと誠の顔を見にやってきた滋と桜子が目にしたのは今まで見たこともないようなつくしの姿だった。ひと月前より一回り大きくなってぷりっとみずみずしさを放っている誠とは対照的に、つくしは見るからにげっそりとしている。
そう、まるで鋭気を全て子どもに吸い取られたかのような。

「な、なんかすんごい疲れてるんだね・・・」
「っていうより寝不足なだけ」
「そんなに眠れないの?」
「ん~、最近頻繁に夜泣きするんだよね。だからなかなかまとまった睡眠がとれなくて」

すやすやと眠った誠を抱いたままソファーに座ったつくしに続いて2人も腰を下ろす。

「お手伝いさんが色々してくださってるんじゃないんですか?」
「うん。いーーっぱい助けてもらってるよ。でもやっぱりできるだけ自分でやれることはやりたいから。だって、世の中のお母さんはお手伝いさんなんていないんだよ? 母親になれば誰もが通る道なわけだし、こういう経験も大事にしなきゃ」
「はぁ・・・なんていうか、いかにも先輩らしいですねぇ・・・」
「眠れないってことは司はどうしてるの?」
「あー、うん。あたしはとりあえず夜泣きが落ち着くまでは寝室を別にしようって言ったんだけど・・・司がそれだけはダメだって言うから」
「じゃあ一緒に寝てるんだ。司は大丈夫なの?」
「うん・・・この子が起きても絶対に起きなくていいって伝えてるし、実際よっぽど泣きが酷い時以外は寝てくれてる。・・・けど、司のことだから本当は起きてるんだと思う。だから申し訳なくって・・・」

あたしが気に病まないようにと寝たふりをしているだけに違いない。
相変わらず多忙な日々を送っているというのに、まとまった睡眠がとれないことが申し訳なくて申し訳なくて。かといって絶対に寝室を別にすることに承諾は得られないだろうし、彼のことを考えるのなら、夜間はお手伝いさんに誠のお世話を丸投げした方がいいのだろうかと迷いが生じてしまう。

でも・・・

「家族ですねぇ」
「・・・え?」
「なんだか、そうやって色んなことを乗り越えながら家族になっていくんだなと思って」
「桜子・・・? 何言ってるの?」
「いいじゃないですか。まさか夜泣きが今後何十年も続くわけじゃあるまいし、その大変さもきっと今だけですよ。それに、道明寺さん自身がそうしたいって望んでるんですよね?」
「ま、まぁ・・・」
「だったら先輩があれこれ悩む必要なんてないですよ。先輩の思いも全て理解した上で道明寺さんはそうしてるってことなんですから。素直に甘えさせてもらえばいいんですよ」
「桜子・・・」
「ってまぁ子育てなんてしたことのない私が言うのもおかしな話なんですけどね」

ペロッと舌を出して笑う姿は何とも珍しい。

「そうそう、確かにいつもより睡眠時間は減るかもしれないけどさ。それも含めて司は幸せなんだよ」
「え?」
「だぁーーーって、考えてもみなよ。あの司がだよ? 目の前で箸が転がったってだけでブチ切れてたような極悪人だった男がさ、今や一児のパパだよ? 奥さんにゾッコンで鼻の下伸ばしちゃってさぁ~。おまけに夜泣きする子どもと大変そうな奥さんに寄り添って寝てるなんて・・・こんな幸せなことってないじゃーーーん!」
「あたっ!」

バシッと太股を叩かれて思わず声が出た。

「司はさ、つくしとの苦労だったら耐えられるんだよ」
「えっ?」

フーフーとヒリヒリ痛む足を擦っていたつくしが顔を上げる。

「無駄が大っっっ嫌いな男だけどさ、自分に必要だと思うことには一直線なのはつくしが一番よく知ってるでしょ? おべっか使えるような男でもあるまいし、少しでも嫌だと思ってたらそんなことできないって。だからどどーんと司の懐に飛び込んで甘えさせてもらえばいいんだって!」
「滋・・・・・・。 ・・・うん、そうだね。・・・へへっ、ありがと」
「まぁ~ったく、この幸せ者ぉっ!!」
「いったぁっ!!!」

バシィッ! と背中から気持ちいいほど響き渡った音に悲鳴が上がった。

「・・・ふ、ふぎゃ~~・・・」

と、声のせいか揺れのせいか、ぐっすり眠っていた誠が起きてしまったようだ。

「あっ、ごめん! 起こしちゃった・・・」
「イタタタ・・・もうっ、滋っ!!」
「あわわ・・・ご、ごめんっ! いつものノリでつい・・・」

本気で申し訳ないと思っているのだろう。いつになく滋が真っ青になって謝っている。
最初は頬を膨らませていたつくしだったが、徐々にその姿に我慢できなくなるとプッと吹き出した。

「嘘だよ。ほんとはもうすぐおっぱいの時間だったから。起きてくれてちょうどよかった」
「・・・ほんとに?」
「ほんとほんと。それに2人にはいっぱい元気もらったし、これでおあいこ」
「つくし・・・・・・へへっ。 わ~、誠く~ん! この前会った時よりまた顔つきがしっかりして~!」

照れくさそうに笑うと、滋はつくしの腕の中にいる誠に視線を落とした。
生後2ヶ月にも満たないというのに、産まれた時よりも遥かに凜々しく成長している。
日一日、毎日少しずつ成長していくその姿が逞しい。

「凄いね、日に日にクルクル度が増してない?」
「あははっ、やっぱりそう思う?」
「一生名前を名乗らなくても誰の子かわかりそうな感じですね・・・」
「あはははっ!」


久しぶりの息抜きに、この日はつくしもお腹の底から大笑いした。








***





「・・・・・・つくし?」

照明が少し落とされた部屋には物音一つしない。
既に日付は変わっており、司は足音をたてないように静かにベッドに近づいていった。

・・・と、ベッドの中央でぐっすりと横たわる人影が2つ。
自分を小さくしただけの瓜二つの息子に愛する女。
夜泣きをして添い乳でもしていたのだろう、胸元がはだけたままの状態で熟睡している。
見られたと知ったら間違いなく大騒ぎするだろうことを想像するだけで自然と笑みが浮かぶ。

「おい、お前は誘ってんのかよ」
「ん・・・」

聞こえないほどの小さな声でそう囁くと、つくしがタイミングよくゴロンと寝返りをうった。
さっきよりもはっきりと胸があらわになってしまい、本気で誘ってんのかとこのまま襲いかかりたい衝動に駆られる。

「ったく・・・今度覚えてやがれよ」

呆れながらも笑ってそう言うと、司ははだけたままの衣類を元に戻してつくしとは反対側、誠を2人で挟むようにして布団の中に体を滑り込ませた。



「いつもお疲れさん」



小さく呟いた一言が、夜の空気に優しく溶け込んでいった。





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今現在「忘れえぬ人」が頭の中で煮詰まり状態なので(あれこれ浮かんでることがうまくまとまってくれなくて)、ちょっと気分転換に久々のこちらのシリーズです! 2ヶ月近く更新してなかったなんてびっくり(@@) 今日から2回か3回、こちらのほっこりストーリーで甘さをたっぷり補充していただきたいと思います♪
00 : 00 : 00 | 続・幸せの果実 | コメント(17) | page top
続・幸せの果実 7
2015 / 10 / 03 ( Sat )
「いやあ~~~~~っ!!!」

ぽかぽかと、のどかな陽気に包まれた広いお邸に突如響き渡った悲鳴。

「なっ、何事っ?!」
「今の声はつくし様っ?!」
「まさか何かが・・・? 急いで行くわよ!」

手にしていたモップを放り投げて奥の部屋へと猛ダッシュをしたその時、同じように廊下の奥から凄まじい勢いで走ってくる女性の姿が見えた。
使用人は走ることも忘れてしばしポカンとその姿に目が釘付けになる。

「つ・・・つくし様っ?! 一体どうなされたのですか!」

だがすぐ目の前までその姿が迫ってくると、我に返ったように女達がつくしの元へと群がった。

「ね・・・」
「ね・・・?」
「寝坊しちゃいましたぁ~~~~~っ!!!」
「ね、寝坊・・・?」

嘆くようにそう叫ぶと、つくしはがっくりと膝から崩れ落ちてしまった。

「あ、あの、つくし様。ちっとも寝坊などされてませんし、いくらでもお休みになられて構わないのですよ?」
「ダメですよ~・・・だってもう司は出掛けちゃったんですよね?」
「それはそうですが・・・」
「ほら~~~っ! 昨日も今日も見送りもせずに寝坊するなんて・・・いくらなんでも妻失格ですよ」

しかも今日はそれだけではない。
夕べは誠を寝付かせながらそのまま自分も爆睡してしまっていたらしく、結局お帰りの一言すら言っていない。というか顔すら合わせていない。
いくら寝不足だとはいえこれはないと自分でも思う。
世の中には誰にも助けてもらわずに頑張ってる人なんてごまんといるっていうのに。

「つ、つくし様、どうかお気を落とさずに・・・」
「司様はちっとも気にされていませんでしたから」

次々に飛んでくる慰めの言葉も今のつくしにはまるで届かない。
まるでギャグ漫画のようにガックリと項垂れたまま。



「やれやれ、うちの若奥様には困ったものだねぇ・・・」



「タマさん・・・」

杖をつきながら近づいて来た老婆につくしがようやく顔を上げた。

「この子達の言うとおり、旦那様はなーんにも気になんかしちゃいないさ。いつまでもめそめそクヨクヨするんじゃないよ! せっかくのお天気が台無しじゃないか」
「あ・・・」

見上げた窓からは快晴が覗いている。
焦るあまり外の天気にすら全く気付かなかった。

「つくしはつくしじゃないか。誰一人として同じ者なんていないんだよ。だからいちいち比べて落ち込むなんて無意味なことはやめな。あんたはもう充分に頑張ってるさ。それはあんたじゃなくて周囲の人間が一番よく理解してるんだよ」
「タマさん・・・」

タマの背後でうんうんと使用人達が勢いよく頷いている。
やっぱり、自分はこんなに恵まれていていいのかと思う。
確かに結婚するまでは人がしないような苦労もしてきたけれど、それにしたって今の自分の恵まれぶりったら・・・

「さぁさぁ、今日はそんな頑張り屋の若奥様にご褒美だそうだよ」
「えっ?」
「誠坊ちゃんにはもうおっぱいはあげたのかい?」
「あ、はい。とりあえず起きてすぐにあげましたけど・・・あの、ご褒美って一体・・・」
「それじゃあ後はこっちにお任せだ。 さぁあんた達、急いで準備しな!」
「「「 はいっ!! 」」」

威勢のいい返事が響くと、ササーッと近づいて来た使用人達がつくしの両脇をガシッと掴んだ。

「えっ、何っ? 一体何するのっ?!」
「いいですからいいですから。今日は司様からつくし様へおもてなしをたっぷりするように言われてるんです」
「えっ・・・司が・・・? っていうかどこに行くんですかっ! ちょっとぉっ?!!」

細い体のどこにそんな力が眠っているのやら。
そのまま脇から体ごと抱えられると、全く抵抗する暇もなくつくしの体があっという間に拉致されていってしまった。







***




「はあぁ~~~~っ、気持ちイィ~~~~っ」

何とも艶めかしい声は、愛する夫へ向けて言っている・・・・・・わけではない。

「ここ、随分凝り固まってるようですね。どうですか?」
「あぁ~~~っ! イイっ・・・! すっごくいいですっ・・・」
「うふふ、良かったです。今日は思う存分疲れた体を癒やしてくださいね」
「はい、ありがとうございます・・・」

口を半開きにしたまま恍惚の表情を見せるつくしに女性がフフッと笑う。

つくしが強制的に連れ込まれたのは邸内にあるエステルームだった。
思えば出会って間もない頃、同じように拉致される形でこうして至れり尽くせりを施されたことがあった。あの頃とは状況も立場も真逆になってしまったが、どうにもこうにもこのエステというものがつくしには苦手だという点は一貫していた。
ほぼほぼスッポンポンの状態で他人に体を触られるなど・・・この先も一生慣れそうにない。

とはいえ思った以上に疲労は蓄積されていたらしく、女性の手が凝りをほぐしていく度に何とも言えない快感が全身を駆け巡っていく。ふわ~っと雲の上に浮いているような、そんな言葉にできないほどの心地よさに包まれていた。

「誠様はすくすく成長されてますね」
「はい~、もう元気が良すぎてこの有様です・・・」
「ふふっ、私もそんな頃があったなぁなんて、懐かしいです」
「あ・・・そう言えばお子さん3人いらっしゃるんでしたよね?」
「覚えててくださったんですか?」
「もちろんですよ~! たまに聞かせてもらうお子さんの話、楽しみにしてましたから」
「そうなんですか・・・嬉しいです」

邸で働く人間のうちの半分ほどが家庭をもった女性だ。
子育てと仕事を両立している彼女たちを間近で見ながら、自分もこんな母親になれたらいいなと密かに憧れを抱いていた。

「あの、ところで今日のこれって・・・」
「あぁ! それでしたら司様がお出掛けになる際に仰ったんです。今日はとことんつくし様のお疲れを癒やすようにって。ですから誠様のお世話は私たちにお任せいただいて、今はとにかくゆっくりされることだけ考えてくださいね」
「あ、ありがとうございます・・・」

何故だかわからないけれど照れくさいったらない。

「司様は本当に変わられましたね。小さな頃から彼を見てきましたが・・・まさか今のような笑顔の絶えない未来が待っていようとは・・・正直思っていませんでしたから」
「あはは、そうですよねぇ。私もよもやあんな男と結婚して子どもができるなんて、出会った頃は考えもしませんでしたよ」
「えっ? ふふふっ、確かにそうですよね。・・・でも、今の司様が本来のあるべき姿だったんだなと最近つくづく思うんです。ただそれを出す場所がなかっただけであって・・・。だからようやく、ありのままのご自分が心を休める場所を見つけられたんだなって、本当に感慨深く思ってます」
「・・・・・・なんかさっきから恥ずかしいんですけど」
「えっ? あはは、ごめんなさい。じゃあ次は一番凝りが酷いところのリンパを流しますからね? ちょっと痛みがあるかもしれませんが・・・必ず気持ち良くなるので少し我慢してくださいね」
「は、はい~、頑張りますぅ~~・・・イダダダダダっ!!」

すぐに響き渡った悲鳴に、その場にいた誰もがクスッと笑い声をあげた。








***





「お帰りなさいませ、旦那様」
「あぁ。 あいつは?」


バタバタバタバタバタバタ・・・・・・


司がその言葉を口にしたのとほぼ同じタイミングで廊下の奥から賑やかな音が響いてくる。
姿も見えない、声も聞こえないというのに、既にその時点で司は笑っていた。


「おかえりっ、司っ!! 今日も1日お疲れ様っ!」

ようやく騒がしい音の正体が姿を現すと、両手を広げて思いっきり目の前の男にしがみついた。
司はまるでそれを予想していたかのように華麗にそれを受け止める。
ニッコニコ満面の笑みで見つめ合う2人の姿を見届けると、エントランスにいた使用人が何も言わずともその場から離れて行った。

「どうした、お前から抱きついてくるなんて。明日季節外れの雪でも降るんじゃねーか?」
「あははっ、じゃあやめる?」
「バーーカ」

わざと引こうとした体ががっしりと固定されると、つくしも堪らず笑い出した。

「夕べも今朝も顔すら合わせられなくてごめんね?」
「顔なら充分なほど見てっけど」
「えっ?」
「大量のヨダレ垂らしてガーガー寝てる姿をこれでもかってな」
「なっ・・・? もうっ!!」
「ははっ、俺に当たんじゃねーよ」

バフバフと胸を小突くつくしに司が愉快そうに声を上げる。

「・・・司、ありがとう」
「何がだよ。別にお礼を言われるようなことをした覚えはねぇぞ」
「ううん、いーーっぱいしてもらってるよ。いっぱいいっぱいのあたしに文句一つ言わずに見守ってくれてることに毎日感謝してる。あんなに自己中で傲慢で俺様なはずの司が」
「おい、感謝されてんのかけなされてんのかどっちだ」

わかりやすくピキッと青筋が一本。

「あははっ、ウソウソ。・・・まぁ全部が嘘じゃないけど。でも心から感謝してるのは本当のことだよ。それから、今日のこともありがとう」
「少しは綺麗にしてもらったかよ」
「もう頭のてっぺんから足の爪の先までピッカピカ。ほら、ほっぺた触ってみてよ。フニャフニャに柔らかくなってるでしょう?」

そう言って司の手を掴んで自分の頬に触れさせると、つくしは大きくて温かな手に自分から頬擦りをした。言う通り見違えるほど柔らかくなっているが、その感触に驚くよりもやけに積極的な姿に司が目を丸くする。

「・・・・・・誠は?」
「珍しくぐっすり眠ってるよ」
「・・・・・・」

さわさわと。
頬を擦り寄せてくるつくしの柔肌を司の親指がゆっくりと何度もなぞっていく。
幾度それを繰り返そうとも、つくしは抵抗することなくうっとりと頬を寄せたまま。

「・・・親孝行な息子の好意を素直に受け取ることにするか」
「・・・・・・」

頬を動いていた指がするっとつくしの唇を撫でると、つくしは無言のまま大きな瞳で司をじっと見上げた。 言葉はなくとも彼女が心の中で何と返事をしたのかなど考えるまでもなかった。
司はその意味をしかと受け取るとニッと口角を上げる。

「そうと決まればさっさと部屋に行くぞ」
「わっ?! ちょっ・・・一歩が大きすぎるよ!」

足の長さの違いは言わずもがな。
本気で歩かれてしまっては脚が絡まって仕方ないったらありゃしない。

「担いでいってやるか?」
「や、やだよっ! 人間御輿なんてもうこりごり!」
「ははっ」
「笑い事じゃないからっ!」


わざとからかってつくしが怒る。それはここでの日常風景。
だが言葉ではそう言いつつも、2人の後ろ姿はピタリと寄り添ったまま。
大きな手が一回り小さい華奢な体にしっかりと回され、その体から伸びる細い手は男の腰にしっかりと回されている。何人たりともその隙間に入る込むことなどできないと言わんばかりに、ぴったりと。



2人の甘い夜はまだこれから ____





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これで終わるかこの後の展開を書くかで迷ってます。書くならパス付き確定なんですが・・・見たいですかねぇ・・・?(・・)
00 : 00 : 00 | 続・幸せの果実 | コメント(41) | page top
続・幸せの果実 8
2015 / 10 / 04 ( Sun )
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