愛が聞こえる 52
2015 / 05 / 29 ( Fri ) 夢を見た。
何故かはわからないけれど、ただひたすらに笑い転げている自分の夢を。 おかしくておかしくて、楽しくて嬉しくて。 心の底から幸せそうに笑っている自分の夢。 そこに両親の姿はなかった。 この2年の間、一度たりとも夢に出てこなかった日はない。 そんな2人の姿がどこにも見当たらなかった。 ・・・だというのに、ちっとも寂しくなんてなかった。 毎日会えたとしても、いつだって2人は悲しそうに笑ってた。 それでもいいから、せめて夢の中だけでも会いたいと願ってた。 ・・・でも、そうじゃなかった。 たとえ会えなくたって、どこかで本当の笑顔で幸せでいてくれるのならば。 それが何よりも大切なことなんだって、ようやく気付くことが出来た。 目には見えなくたって、いつも必ず自分達を見守ってくれている。 自信を持ってそうだと言えるから。 ・・・だから 「 また会える日まで 」 しばらくの間、バイバイだよ。 パパ、ママ・・・ 「ん・・・」 フッと視界が光を取り戻す。 とても寝覚めのいい朝だった。 笑っていたのは夢だったのか、それとも現実だったのか。 ・・・きっとどちらもそうだったに違いない。 「よぉ」 「・・・え?」 近くから聞こえてきた声に慌てて顔だけ振り返る。 そこには枕のすぐ横に肩肘をついて至近距離で自分を見つめている男がいた。 「俺が誰だかわかるか?」 「えっ?」 「昨日のことは覚えてるか?」 「え?」 開口一番何を言い出すかと思ったら。 つくしは呆気にとられてすぐに反応することもできない。 「・・・まぁ、万が一にもお前が覚えてねぇっつったところでなかったことにはなんねーけどな」 「・・・え?」 ますますポカンとするつくしにニッと不敵な笑みを浮かべると、司は体を起こして両手でつくしの顔を挟み込んだ。自分の顔などすっぽりと包み込んでしまうほどの大きな手で。 「俺はお前を一生離さねぇからな。 覚悟しろよ」 「・・・・・・」 人に話す隙など与えずに次から次にこの男は何を言い出すのか。 まだ最初の質問にすら答えていないというのに。 開けていた口が徐々に形を変えていくと、やがて耐え切れずにプッと吹き出した。 「あははっ! あんたってヤツは本当に・・・。 はぁ~・・・」 つくしが笑ったのなんて何処吹く風。目の前の男は相変わらずドヤ顔で自分を見つめている。 ふうっと一度大きく息を吐き出すと、つくしも負けじと司を見つめ返した。 「・・・誰が離れるなんて言ったのよ。今度は記憶喪失になっても離れてなんてやらないんだから。それどころかコテンパンに根性叩き直してやるんだから!・・・だからそっちこそ覚悟しなさいよね」 つくしの答えに一瞬だけ目を丸くすると、司はすぐに破顔した。 「くっ・・・ははは! 上等じゃねーか。受けて立ってやるよ」 少年のような笑顔につくしの顔も自然と解れていく。 7年もの時間は一体なんだったのか。 あれだけ長く苦しんだのが嘘のように笑っている。 互いに嘘も偽りもないありのままの姿で。 不意に目が合うと、まるで引き寄せられるようにして司の顔が迫ってくる。 つくしはそれに抵抗することなく静かに目を閉じると、すぐに唇に重なった温もりを受け止めた。 *** 「類っ!」 バタバタと廊下の奥から走ってくる騒々しい音に、手元に落としていた視線を上げる。 「・・・うるさいな。 ここは病院だろ」 「はぁはぁ・・・わかってるけど・・・つーかお前何してんだよ?」 「・・・見てわからない? 本読んでるんだけど」 「いや、んなこたぁわかってる。 そうじゃなくて・・・」 よっぽど全速力で走ってきたのか、さすがのあきらも涼しい顔がキープできずに肩を揺らしながら顔を歪めている。 「牧野なら今医者の診察を受けてるよ」 「え?」 「俺が来た時にちょうど医者が入ってったから。しばらくは色々診察して、問題なさそうだったら俺たちも面会していいって」 「あ・・・そうなのか? 俺はもうてっきり・・・」 あきらが拍子抜けするのも当然だ。 つくしが意識を取り戻したのは昨夜のことだと聞いていた。 今現在昼前、とっくに面会ができるとばかり思っていたのに。 「昨日の夜から今まで何してたんだ・・・?」 「さぁね。司は牧野がすぐに寝たからそのままにしておいたんだなんて言ってたけど」 「・・・・・・」 言っている類も話半分程度しか信じてなさげな様子だ。 病人相手によもや襲いかかったなんてことはないだろうが・・・まぁ7年ぶりに本当の意味で気持ちが繋がったとなれば、2人だけの世界に浸っていたいのも仕方のない話だろう。 「まぁ何でもいいわ。牧野が無事だったのならそれで」 はぁ~っと心の底から安堵したようにあきらが背伸びする。 と、ふとあることを思い出す。 「・・・あ。 念のため聞いておくけど・・・牧野は司のことを覚えてるんだよな?」 「・・・・・・」 「・・・おい、類?」 何も言い返さない類の様子にあきらがまさかと真顔に戻る。 だがそれに反比例するように類が突然吹き出した。 「ぷぷっ・・・!」 「? おい、類・・・?」 「いや・・・だってさ、あいつ、あんな目にあって2日も意識がなかったくせに、起きて早々司に言ったらしいよ。 『 誰? 』 って」 「は?」 「当然司は半分パニック状態だろ。でも自分も同じ事をやらかしてるだけに取り乱すわけにもいかないって必死だったって・・・くくくっ」 それ以上は我慢できないと、類は全身を震わせて笑い出した。 「はぁ~っ、さすがは牧野。ただでは転ばない女だな」 「一瞬だけとはいえ多分司の心臓止まったんじゃない? くっ・・・はははっ」 完全にツボに入ってしまった類はもうこちらのことなど眼中なしに大笑いし始めた。 やれやれと溜め息をつくと、やがてつられるようにあきらも微笑んだ。 バタバタバタバタ・・・・・・!! と、廊下の奥から凄まじい音が聞こえてきた。 「ん? なんだ? 総二郎でも来たのか?」 *** 「・・・うん、傷口が炎症を起こしたり化膿したりというのは今のところ見られませんね。とはいえまだ油断はできませんからね。ゆっくり時間をかけて治していきましょう。 点滴に鎮痛剤が入ってますから痛みを感じることはほとんどないでしょうけど、激しく動いたりなんかは厳禁ですよ。気付かないうちに傷が開いてしまいますから」 「・・・はい、ありがとうございます」 「出血こそ多かったですけど、傷の深さが致命傷にならなかったのが不幸中の幸いでしたね」 「・・・」 医者の言葉につくしの脳裏にあの出来事が蘇る。 あの時、どこか既視感のある男の手にナイフが握られていたのを見た瞬間、頭で考えるよりも先につくしの体は動いていた。 とにかく司を守りたい、ただその一心だけだった。 腰の辺りに痛みが走ったのは覚えているが、それから先の記憶はほとんどない。 目が覚めてから今まで、司があの事件について触れたことはなかった。 余計な不安を与えないようにするためなのだろうか。 きっと警察も来て大変だったに違いないのに、ただの一言だって何も言わない。 「ほら、風邪ひくからいい加減ボタン閉めるぞ」 「えっ・・・? きゃあっ?! ちょっ・・・やだっ! まだこっち見ないでって言ったでしょ!!」 医師の処置を終えた状態でぼんやりと考え事をしていたつくしの目の前に、いつの間にか司が座っていた。その手は開いたままのパジャマのボタンにかかっている。 処置中は部屋の奥に行って絶対に見ないでと釘を刺しておいたのに! 「うるせぇよ。お前がぼーっとして動かねぇからだろ」 「まっ、待って待って待って待って!!! ほんとにムリっ・・・!」 上半身だけとは言え、今の自分は思いっきり下着姿を晒している。 自慢じゃないが男性経験がこの歳で一度だってないのだ。 いくら怪我しているとはいえ、さらには好きな相手だとはいえ・・・いや、むしろ好きな相手だからこそこんな姿を見られて平気でいられるはずがない。 全身真っ赤になりながら必死に両手でクロスして胸元を覆い隠す。 「バカ言ってんじゃねーよ。んな下心なんて全くねぇっつの。今は怪我を治すことだけに専念しろ。お前は点滴だってやってるんだし自由に動けねぇんだ。大人しくしてろよ」 だが必死の抵抗も虚しくあっという間にその手が引き剥がされると、つくしが硬直している間にあれよあれよという間にボタンが元に戻されていく。 つくしの体を思いっきり目の当たりにしているはずなのに、顔色一つ変えずに。 そりゃあ確かに鶏ガラみたいな体だけども。 むしろ鶏ガラにすら失礼な貧相な体なのはわかってるけども。 怪我人なんだからそんなことを考えるなと言う意見がごもっともですけども。 ・・・それでも、仮にも好きな女の下着姿を見て顔色一つ変えないなんて、男性にとっては普通のことなのだろうか? ・・・それとも、そんなことにはすっかり慣れてしまったのだろうか。 ズキン・・・ 自分で考えて自分で凹むなんてバカだ。 「おい牧野。何を考えてっか知らねーけど、一人で勝手に暴走すんじゃねーぞ」 「・・・え?」 見ればすこぶる不満そうな顔で司がこちらを睨み付けている。 ・・・一体何故。 恥ずかしい思いをしたのはこっちだと言うのに。 「まぁお前の考えそうなことなんてだいたい想像つくけどな」 「なっ・・・?!」 失敬な! と言いかけた顔ごと両手で挟み撃ちされてそれ以上何も言えなくなる。 思いっきり振り払いたいところだが、まだ体に全く力が入らない。 仮に入ったところで傷口が開いてしまうのが怖くてどっちにしても動けないのだろうけど。 きっと今の自分はタコよりもタコらしい顔になっていることだろう。 さっきから一体なんの罰ゲームだと言うのか。 ふざけてるのかと思いきや、目の前の男の顔は真剣そのものだ。 まだ室内には医者も看護師もいるというのに、そんなに真剣な顔で、今にもキスしそうな距離で一体何をしようというのか。 心臓が破れそうなほどにドキドキして落ち着かない。 「いいか、よく聞けよ。お前の想像してることだけどな、俺は・・・」 ドタドタドタドタ・・・! 「おいっ、ちょっと待てって!!」 「こらっ、まだだっつってんだろ!!」 「うるせぇっ、離せよクソ親父っ!!」 「く、クソおやっ・・・?!」 「あっ、おいっ!!」 ガラガラッバーーーーーーーーーンッ!!! 司の言葉に被せるように外が騒がしくなったかと思った時には部屋のドアがけたたましい音と共に開けられていた。 突然のことにつくしや医者は言わずもがな、司までもが驚きに固まっている。 全員の視線が集中するその先にいたのは・・・ 「・・・・・・・・・ハル?!」 はぁはぁと肩で息をしながらベッドのリクライニングに体を預けたつくしの姿に気が付くと、遥人は総二郎達が止めるのも無視してズカズカと中へと入ってきた。 そうして呆気にとられたままのつくしの前までやって来ると、今にも爆発しそうなほど怒りを含んだ顔でつくしを睨み付けた。
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by: * 2015/05/29 00:32 * [ 編集 ] | page top
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あぁ~良かった~。 目覚めた時、誰?には私もえっ・・・って思いましたけど、つくしの余裕のある司への態度に安心しました。 鶏ガラにすら失礼な貧相な体・・・には笑ってしまいました(笑) つくしの考えていそうなことが分かった司が言おうとしたのに、怒って乱入してきたハル。 さあどうなるのかな? みやとも様体調のお悪い中、更新ありがとうございます。 少し落ち着かれましたか? でも無理はなさらないでくださいね。 お大事に。 --管理人のみ閲覧できます--
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あはは、急転直下の展開にハルはおろか楓さんとのやり取りすら吹っ飛んじゃいましたよね(笑) 彼は何をしにやってきたのか・・・? ってもう予想はつきますよね(^_^;) つくしも司もこってり絞られることでしょう(笑) --さと※※ん様--
うへへ、ボタンを外すんじゃなくて逆につけていく。 ありそうでないこのシチュエーション。 どうでもいいこだわり萌えを今日も投入です。 そしてまんまと網に引っかかったさと※※ん隊長、今日もお疲れであります!(ロ_ロ)ゞ ハルが事故のことを聞いた時のスピンオフ、是非書きたいですね~。 というか彼が主人公のお話作れまっせ~。 ハル少年が青年になったお話とかめちゃくちゃ書きたい~!!(≧∀≦) --ち※様--
あはは、今度こそやっとこさ落ち着いて読めますか? でも小さなお代官様がやって来ましたからね。 この後どんな雷が落ちることやら・・・(笑) 会社のエントランスに金属探知機つけたら人が通る度にピッコンピッコン鳴ってそうですね(笑) --ゆき※※う様--
ハルはつくしに母を重ねて見てますからね。 一報を聞きつけて目が覚めるまでは生きた心地がしなかったと思います。 しかも自分の発破がきっかけでつくしは動いたようなものですからね。 人間というのは悪いことが起こるとどうしても「あの時あんなことしなければ・・・」と思いがちです。 そんなハルの心をつくしが救ってくれますように。 --チビ※※りん様--
えぇえぇ、ハルの存在なんて忘れて当然でしょう。 っていうか直前の山場だった楓さんとの対峙ですら忘れてません?( ̄∇ ̄) ハル、超絶お怒りモードのようです。 きちんとお灸を据えてもらいましょう(笑) --ゆ※ん様<拍手コメントお礼>--
ハルにとってつくしはもう特別な存在ですからね。 あんなことを言ったとはいえ、自分の行動がきっかけで今回の様な事件に巻き込まれた・・・ 人間は弱いですから悪いことがあるとつい負の感情に流されちゃいますよね。 今度はつくしがハルにきちんと話す番ですね^^ --ke※※ki様--
なんだか今回の風邪はしぶといです。 娘も私も未だにグズグズ・・・(´д`) 気になる木~の空白の7年間のアッチの事情。 実際のところどうなんでしょうね? やったのかやってないのか?! もう少し焦らします( ̄∇ ̄) えへへ、類の空気感出てますか? 何を考えてるかわからない男なだけに難しいんです。 必死でキャラクター像をつくりあげているので、「っぽい!!」と言っていただけるのが一番嬉しいです(*^^*) --みわちゃん様--
ふふふ、「誰?」に一瞬ドキッとしてもらえましたか? だったらよかった~(笑) ← いやね、ここは司と同じ気持ちを味わって欲しくて。 やっぱり司にもあのショックを経験してもらわねば!と思いまして( ̄∇ ̄) いいですよ、彼は一瞬で冗談だと判明するんですから。 つくしはガチでしたからね。そのショックたるやもう(以下省略) それにしても鶏ガラにすら貧相な体・・・ 同じ女としてなんも言えねぇ(笑) --k※※hi様--
なんだか治りの悪い風邪です。 地域全体でも結構流行ってるみたいですね。 季節外れの風邪は厄介だとはよく言ったものです(´д`) つくし、ようやくらしさが戻って来ましたね! パパとママに会えてちゃんとお別れできたことが大きかったんだと思います。 だから不慮の事故も無駄じゃなかった、そういうことなんでしょう。 そして小さなえんま様の登場ですよ~(笑) --コ※様--
はい!や~っとつくしちゃんらしさが戻って来ましたよ^^ ここまで本当に長かったですよね~。 シリアス路線が苦手でも頑張って読み続けてくださってた皆様には頭が下がります。 (私なら多分完結してから読むな・・・笑) 懐かしいメンツが揃ったところでまずはハルの登場です。 相当ご立腹のご様子。 このあとこってり怒られるのかな?(笑) --ひ※様--
ご心配くださり有難うございます! 2日間何の音沙汰もなくスキップしてすみませんでした>< 体調不良だけでなくちょっと私事でもバタバタしちゃいまして。 明日は定時更新いけます! --ブラ※※様@逃げないでっ!!--
いやいやいやいやいや、そんなに褒めても何も出ませんて。 いやほんとに。恐れ多いことこの上ない。 過去に書いてたって言ってもこのサイトを始めるほんの数ヶ月前の話なんですよ。 しかも完全に趣味で。 名作だなんてとんでもございません!!! どうか身分相応な 『 迷作 』 の方でお願いしますm(__)m えーとですね、作家名は・・・またラブレターしまっす!!(≧∀≦) --管理人のみ閲覧できます--
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会長殿、どうかおつついて。おつついてっ! 興奮しすぎで血圧上がってますからっ! ハルとつかつくの娘の恋物語・・・いいなぁ・・・(*´∀`*)ホゥ これはかなり本気で書いてみたい作品です。 まぁメインでの需要はそう多くないかもしれないのでひっそりと・・・ 青年ハルも見たいし、パパ司ママつくしも見たい。 おまけにその娘まで見られるなんて、一粒でどんだけおいしいの~!みたいな。 これですら需要あるのか?!(会長とあっしは置いといて)って感じなのに、 甘く激しいR付きなんてますます需要ありますかね?(笑) でも自分が一番見たいと思ってます(笑) --管理人のみ閲覧できます--
このコメントは管理人のみ閲覧できます --さと※※ん様--
立て、立つんだなんて言っちゃったら変なところが立っちゃいますよ? ・・・あら、字が違う?(=∀=) ハルとつかつく娘の恋物語、つかつく以上に萌えな展開になりそうな予感。 書きたい気満々なんですけどね、まずは本編を終わらせないと。 あとキリ番作品もまだ終わってない(;゚ロ゚) そんでもって「幸せの果実」も!! そんでそんで少し前に書きたい病に冒されてた新作も!! うっひょーーー!やることいっぱいでマイッチング! ギャラが発生するなら寝る間を惜しんで頑張るんだけどナ・・・(・・)じー |
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